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【契約情報】レイカーズ、元オールスター選手のドワイト・ハワードと1年契約

ロサンゼルス・レイカーズは、左膝前十字靭帯の断裂という大怪我をおったデマーカ・カズンズの穴を埋めるべく、元オールスターセンターのドワイト・ハワードと1年契約(無保証)を結ぶと、ESPNが報じた。

レイカーズにフィットするセンターは?

昨年、レブロン・ジェームズを獲得したが、まさかのプレーオフを逃したロサンゼルス・レイカーズ。今オフには、リーグNo.1ビッグマンのアンソニー・デイビスをペリカンズから獲得し、さらにはウォリアーズからセンターのデマーカス・カズンズを獲得し、優勝に向けてチームを作り上げた。
しかし、カズンズが左膝前十字靭帯の断裂により離脱。控えには安定したディフェンスを提供するジャベール・マギーがいるものの、インサイドの補強は、レイカーズにとって急務となっていた。

今月21日には、ESPNがレイカーズが4人のインサイドプレーヤーとワークアウトを行うと報じた。ワークアウトに呼ばれた選手は、ドワイト・ハワード、ジョアキム・ノア、マリース・スペイツ、マーチン・ゴータット4名。カズンズと比べると若干見劣りするものの、いずれもNBAでの実績も十分ある元オールスター級のプレイヤーだ。

ワークアウトに呼ばれたメンバーを見るに、インサイドを陣取れるだけのパワーがあり、ディフェンシブなセンターをレイカーズは求めたことが伺える。アンソニー・デイビスは本来のポジションであるPFだけでなく、Cとしても十分活躍できる能力と実績がある。そうなると、リバウンドやブロックに専念するインサイドプレーヤーを、レイカーズが求めるのももっともな話だ。

レイカーズが選んだのは、ドワイト・ハワード

ワークアウトから3日後の8月24日に、ESPNは「メンフィス・グリズリーズがハワードの契約をバイアウトし、レイカーズが年俸無保証の1年契約(260万ドル)を結ぶ」と報じた。

実績からいうと、ハワードが他候補者よりも頭1つ抜け出している。しかし、ファンの頭をよぎるのは、12−13シーズンのレイカーズでのハワードの凋落だろう。この年のレイカーズはコービー・ブライアント、スティーブ・ナッシュ、パウ・ガソル、そしてハワードのBIG4を作り上げていたが、優勝には手が届かなかった。
ハワードの同シーズンの成績は、平均17.1点、12.4リバウンド、2.45ブロックとオールスターに恥じない成績を叩き出したが、チームとしてはまとまりにかけていた。ハワードはインサイドでの単調なプレーが多く、コービーやナッシュと口論するなど、結果として自身の評価を下げるシーズンとなってしまった。また、「コービーが残留するなら、僕は残らないだろうね」とインタビューで答えるなど、精神的な未熟さを露呈した。

ハワードは今年33歳。レイカーズを1年で去り、その後ロケッツ、ホークス、ホーネッツ、ウィザーズと、所属チームを転々としている。スタッツ自体は多少の衰えが見られるものの、いまだ一線級の数字を残している。しかし、ロケッツ以降は強豪に所属しておらず、「チームを勝たせることができるプレーヤーではない」と評価されている実情がある。新人時代から8年在籍していたオーランド・マジック時代のアンストッパブルな力はないというのが、大方の見方となっている。

ハワードに求められるレイカーズでの仕事

元NBA選手で、現在は解説の仕事もしているジャイレン・ローズは、ハワードについて下記のように語っている。

I don’t think it’s impossible (Howard making a big impact on the Lakers), but I saw a player in Charlotte that put up big numbers, 17 (points) and 13 (rebounds), nice numbers, but he’s also played in five teams, in five seasons. If he doesn’t play for Memphis, it’d be six teams in five seasons. The adjustment has to happen up here (on Dwight’s head), I think Dwight Howard still has some quality basketball left in him, and I believe he thinks that, too. I don’t believe he thinks that he’s a 12-minute-a-game type of player.

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(意訳)
「ハワードがレイカーズに大きな影響を与えることは不可能ではないと思う。シャーロット(ホーネッツ)でも17点、13リバウンドという素晴らしい数字を残しているが、彼は意識を変える必要がある。彼はまだ質の高いバスケットができる。僕はまだ彼が1ゲーム12分程度の選手とは思わないよ。」

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さらにローズは、ハワードよりもノアの方がレイカーズにはフィットすると考えていると続けた。

ローズは昨年、シクサーズのベン・シモンズをトレードすべき、カワイ・レナードはラプターズと99%再契約すると発言したりと、言葉通りに受け取ることはできないかもしれない。しかし、今年のレイカーズは、レブロン・ジェームズとアンソニー・デイビスという現NBAのツートップといっても過言でない2大スターが中心になるチームだ。ローズが言う通り、ノアのブルーワーカーはレイカーズにフィットする役割だ。

数字上ではハワードがいまだA級の選手であるというのは疑いようがない。ただし、レイカーズでハワードに求められるのは、2人のスターをサポートする献身的プレーである。ハワードが自身のエゴを抑えて、裏方に徹することができるか?これが、ハワードに求められていることだ。

ESPNによると、ハワードはワークアウトを行った後にアンソニー・デイビスを含むチームメイトとミーティングを実施し、「謙虚に、リバウンドとブロックに専念する」ことを約束したとされる。レイカーズが、元オールスター選手のハワードに無保証の1年契約を提示したことから、レイカーズ経営陣も、ハワードへの期待と疑念が半々といったところだろう。

15年でオールスターとAll NBAにそれぞれに8度選ばれ、最優秀ディフェンシブプレーヤーを3度獲得しているハワードは、「キャリアのドン底を味わった」と語っており、今オフには11kgの減少にも成功している。献身的なプレーを約束したハワードの、新天地でのプレーに注目だ。


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